いつからプログラミングを始めよう?

こんにちは。キッズプログラミング教室・芽育の講師 吉金です。
最近、そろばんの保護者の方からよくいただくご質問のひとつが「うちの子、いつからプログラミングを始めたらいいですか?」というものです。

◆ 小学2年生ぐらいが“最も早い”スタートライン

プログラミングとは、コンピュータに命令を伝えるための「ことば」です。
英語を学ぶのもまずは日本語が先であるように、プログラミングの習得もまずは日本語の読み書きができることが前提となります。
当校でも、スムーズにスタートできているのは小学2年生以降のお子さんが中心です。

アルファベットが読める必要はありませんが、先生の説明を聞いて、課題を理解し、課題に合ったプログラムを作る準備が整うのがこの時期からだと考えています。

◆ 未就学〜小学1年生で大切なこと

この時期は、焦ってパソコンやタブレットを触らせる必要はありません。
むしろ、遊びや生活の中で「順番」「ルール」「工夫して勝つ」ことを経験することが、プログラミングの土台になります。

・公園での遊び
・トランプやすごろく、オセロ、将棋、ボードゲーム
・かんたんな計算やしりとりなど…。

これらすべてが、論理的思考力・創造性・集中力・協調性を育てる貴重な機会になります。
先生の話を聞く姿勢や、友達との関わりも、未来のプログラミング学習に直結していきます。

◆ プログラミング教室の“正しい選び方”とは?

一言で「プログラミング教室」といっても、内容も質も価格もバラバラです。
以下のポイントは必ず確認してください。

  • 教材が1〜2種類ではなく、複数準備されているか
  • 文部科学省の指針に基づき、小・中・高それぞれの学年段階を見据えているか
  • 「Scratch」や「micro:bit」など、文科省の推奨教材を導入しているか

せっかく時間と費用をかけるなら、「ちょっと体験して終わり」ではもったいない。
継続して学び、将来につながる力を育てられる環境を選ぶのが大切です。

◆ おすすめはどんな教室?

具体的には以下のような教材・内容が用意されている教室を選ぶのがおすすめです。

  • Scratch(スクラッチ):文科省が小学校での導入を推奨しているビジュアルプログラミング言語
  • micro:bit(マイクロビット):中学校でも活用される簡単なマイコンプログラミング教材
  • 情報Ⅰ(大学入試レベル):今年から大学入試共通テストで出題された必須科目

ロボット教室の場合、少人数での対応が必要となる分、どうしても費用が高額になりやすい傾向があります。
継続性やコストパフォーマンスも考慮しながら、お子さまに合った学び方を選んであげてくださいね。

◆ まとめ:焦らず、でもタイミングは逃さず

プログラミングの開始は、早ければよいというわけではありません。
でも、「考えて、作ったものが思い通りに動かせる」という経験は、一生使える自信につながります。

当教室では、小学2年生から始められる教材を20種類以上ご用意しています。
「まずは体験から…」という方も、どうぞお気軽にご相談ください😊

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