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小学生にスマホを渡すときに知っておきたい5つのポイント
こんにちは。キッズプログラミング教室・芽育の講師 吉金です。
近年、小学生のお子さまがスマートフォンを持つご家庭が増えています。それに伴い、保護者の方から「いつ渡すべきか」「どう渡せば安心か」といったご相談をよくいただくようになりました。
スマホは、子どもにとって便利で楽しいツールである一方、依存やトラブルのリスクもある道具です。
だからこそ、“どう渡すか”がとても大切なのです。
◆ 1. 渡す前に「スマホって何のために使うの?」を話し合いましょう
まず最初に大切なのは、子ども自身がスマホの目的を理解することです。
連絡手段?学習の補助?調べもの? 娯楽?
親子で「スマホを持つ理由」を共有することで、無目的な利用や依存を防ぐ第一歩になります。
◆ 2. 一緒に「我が家のスマホルール」を作ろう
スマホを渡すときにおすすめしたいのが、「スマホを使う時のお約束」を親子で作ることです。
- 使っていい時間帯(例:夜8時まで)
- ゲームは1日30分まで
- アプリのインストールは保護者に確認する
- 困ったことがあれば必ず相談する
子ども自身がルールを決めるプロセスに参加することがポイントです。納得感が生まれ、自分ごととして守れるようになります。
◆ 3. はじめは「機能制限付き」でスタートする
最初から自由に使わせるのではなく、フィルタリング機能やスクリーンタイム設定を使って、徐々に使用範囲を広げるのが安心です。
例えば、連絡と学習系アプリだけに制限し、使い方に慣れてきたら段階的に解放していきましょう。
◆ 4. 「学びにつながる使い方」を一緒に試す
「スマホ=遊び」だけにしないためにも、一緒に使える学習アプリや創作アプリを探してみましょう。
- ScratchJr(プログラミング入門)
- NHK for School(教育動画)
- Google Earth(地理学習)
親子で一緒に学びに使える体験を重ねることで、スマホの“使われる道具”から“使いこなす道具”へと変わっていきます。
◆ 5. スマホは「親子の会話を増やすツール」にもなる
スマホを渡した後も、「どんなアプリ使ってる?」「何がおもしろかった?」と会話を重ねることで、
子どもは見守られている安心感を持ち、自分から相談できる環境ができます。
わがやでのスマホ事情
我が家にも小学3年生の娘がいます。ずいぶんと苦労しましたが、以下のような施策をしました。
①インターネットのルータをさす(おおもと)コンセントにタイマーコンセントを使用することで夜の19時~21時までしかインターネットが物理的に使えないようにしました。
②親がスマホを見ていると、子供も見るので「まず隗よりスマホを見ていると、子供も見るので「まず隗より始めよ」を実践してみたところ、学校の宿題やお風呂、ご飯などを『Youtubekidsを最大限見たいために』19時前までに終わらせるようになりました。

※タイマーコンセント…特定の曜日、時間でON/OFFが13パターンプログラムできる商品。
◆ まとめ:スマホは「渡し方」次第で学びのパートナーに
小学生のうちは、スマホの使い方を教えるチャンスの時期です。
最初に丁寧に向き合うことが、のちのトラブルや依存を防ぐカギになります。
当教室では、スマホやタブレットとの付き合い方を含めたインターネットリテラシー教育も行っています。
体験レッスンやご相談も随時受付中ですので、お気軽にお問い合わせください。