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文部科学省が定める「中学生のプログラミング教育」の指針とは?
こんにちは。キッズプログラミング教室・芽育の講師 吉金です。
最近では小学生だけでなく、中学生の保護者の方からも「中学校でのプログラミング教育って、何をするの?」「どう備えればいいの?」といったご相談を多くいただいています。
今回は、文部科学省が出している中学生向けのプログラミング教育の指針について、教室の現場目線で分かりやすく解説いたします。
目次
◆ 中学校ではプログラミングが正式な授業に組み込まれている
中学校では、2021年度からの学習指導要領の改訂により、技術・家庭科(技術分野)において「プログラミング」が必修化されました。
この中では、「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」が学習内容として明記されています。
◆ 文部科学省が示す「中学生のプログラミング教育のねらい」
- 情報の流れを設計する力を育てる
入出力・分岐・繰り返しといった制御構造を理解し、処理の仕組みを自ら考える力を養います。 - 実際に「コードを書く」体験
小学校ではアイコン型教材が主流ですが、中学校ではテキストベースのプログラミング(例:JavaScript, Python)に触れることもあります。 - ICTリテラシーを身につける
情報社会で安全に、そして主体的にデジタルツールを使いこなせるようにする目的も含まれています。
◆ どんなことを学ぶの?
授業では以下のような活動が行われています。
- Webブラウザ上でのプログラミング(例:HTML+JavaScriptで簡単なアニメーション制作)
- micro:bitなどのマイコンボードを使ってLEDやセンサーを制御
- 複雑な条件分岐や繰り返しを使った問題解決型の課題
中学生になると、より論理的で実践的な内容にシフトしていくため、保護者の方も「これからどうサポートすればいいのか」と不安になることが多いようです。
◆ ご家庭でできる準備・サポート
- ScratchやViscuitでの経験があれば大きなアドバンテージ
- キーボード操作(タイピング)に慣れておくと授業がスムーズ
- 「やらされる」ではなく「自分で作りたい」気持ちを引き出すサポートが大切
◆ 教室での取り組み例
当教室では、小学生から中学生へのステップアップを見据えたプログラムをご用意しています。
Scratchの応用から、実際にコードを書く練習まで、学校の授業に対応した内容で進めていきます。
◆ まとめ:プログラミングは「考える力」を育てる新しい教養
中学生になってからも、プログラミング教育は単なるITスキルの習得にとどまりません。
「自分で考え、表現し、問題を解決する力」を伸ばすための“新しい教養”として、ますます重要になっていくでしょう。
お子さまの未来のために、プログラミングを通じて「考える習慣」を今から育てていきましょう。
体験授業やご相談もお気軽にどうぞ!